Demain il fera jour.

とりとめなく,記録

とある後輩のつぶやきより.
「「大阪は家、東京は仕事場」 なのね.東京は東京でいいところなんだけど,やっぱり仕事をするとかずっと気を張る必要があるというか.落ち着かないし気の休まる時がない」

自分は生まれたときは兵庫県で,しばらくしてから大学進学まで千葉で育ち,現在大阪で暮らしている.

東京と大阪の違い?

やはり,大阪の方がゆったりとしている.
東京という街は毎日どこかで人のエネルギーによる小爆発が起きているような街.
なんだかんだ言って情報量は桁違いに多い.
情報,機会が増えると自然と人は集まる.
そうして幅の広い人材が集まって行く結果となる.
あふれかえるような情報量の中でいかにして取捨選択して行くか?
「より早く,より自分に合った」情報を自ら選んで行く必要がある.
受動的にもなることはできるが,大抵の場合その情報量に流されてしまい,疲れる.
能動的になると自ら取捨選択して行く必要があるため,疲れる.

一方大阪はなんだかんだ言って情報が制限される.
いやそんなことないかもしれないけれども,従業員10000人以上の大企業の本社が大阪には少ないことを考えると,情報の格差は存在する.
だが,情報の制限によってある程度コンセンサスのようなものが生まれてきて,どこか田舎の雰囲気も持ち合わせている,という街だと思う.
東京人と大阪人の違いでウエットかドライかっていうのがあるけれども,この情報量の差にも起因しているのではないかと思う*1
だが,大阪はある程度大きな街で,かつ,中央の気負いみたいなものは存在しないので「変なもの」を許容する文化も持ち合わせている.
一方田舎になるとコンセンサスで生きている街になるのでそういうコミュニティで生きて行くのは変化が無さ過ぎて耐えられない,と個人的には思う.人それぞれ.

最初の発言のように大阪を家と表現するのはある程度ゆったりとした流れのようなものを感じているためこのような表現になったのか,と感じた.
ぐちゃぐちゃだけどとりあえず公開.

*1:余裕があったら調べてみたら面白いかもしれないなぁ